ベルトサンダー
125mm×5.600mmの
研磨紙が回ります。
ベルトサンダーで、ボディートップを剥いています
ほぼ剥き終わりました
上はベルトサンダ−でTEのボディートップを剥いている写真。生地研磨も同じように研磨する。
スポンジサンダー
アール部等の
研磨に使用する
バフ
コンパウンドや
メンチェルナワックス
をつけて磨く
ボディーサイドを剥いている所
少し剥いた状態
ボディーサイドを剥いている写真。
TE剥き終わりました。
真中のSTボディーは生地研磨が終了した状態。
塗装終了後に導電塗料を塗るため今回はピックアプキャビテイ−にはマスキング
がしてあり、吹き付け後掛けるための取っ手がついています。
右のネックは指板面をマスキングして準備OK
■生地入れ シーラーを吹く。
ブース
ドライブース(バッフルブース)
この機械の前で吹き付ける。*
このタイプにもエアーバランスブースがあるが、
水洗のエアーバランスブースが最適かも?
コンプレッサー
エアードライヤー内臓タイプ。
エアードライヤーで油分や水分
を除去し綺麗なエアーを送り出す。*
■乾燥
■毛羽取り研磨 シーラーを吹くと生地の表面の繊維が起きてくる。
このままサンディングシーラーを吹くと回りの塗料を吸って肌が悪くなり後の研磨に支障をきたす。
(ブツ払いとも呼ぶようだ)
■中塗り サンディングシーラーを吹いて肉をつける
■乾燥 (常温で2〜5日、気候によっても変化する。強制乾燥で調整する。)
■中研ぎ、空研ぎ ベルトサンダー等(写真参照)を使い生地ぎりぎりまで研摩し, 最終の形を作る。
■すて吹き サンディングシーラーと着色剤との密着を良くする。
■着色 シースルー系、ソリッドカラー、メタリック、パール等
上の写真はドラムのスネアの中塗り状態。
同じメイプルシェルであるが木の色がこんなに違う。
シースルー系のカラーではこの影響を受けるので若干カラーに違いが出る恐れがある。
着色には染料(無くなる恐れあり)、顔料、エナメルなどで調色し吹き付ける。
カラーサンプルはできるだけ大きいものが望ましいが、写真や印刷物の場合塗料と色味が違うので同じ色に仕上げるのは不可能である。
■色押さえ カラーを保護する為とクリヤーとの密着を良くする為。
■上塗り クリヤーを吹いて表面に透明な膜をつくる。
■乾燥 (常温で1週間位、強制乾燥で調整する。この乾燥のとり方で艶の良し悪しに影響が出る。)
■サンダー 表面を滑らかに研ぎ上げる。
■水研 水をつけた研磨紙で最終研磨。
■バフ コンパウンド等を付け磨いて艶を出す。
----ウレタンの塗装工程です。ラッカーも基本的には同じ----
エアータンク
安定したエアーを供給するためには
必要なタンク。*
エアートランスフォーマー
ここで最終の圧力を決め、
同時に油分などのごみを除去する。
*印は私の工場のものではありません。
――― etc ―――
塗装は油分を嫌うので、エアードライヤー、エアートランスフォーマーで油分、水、ごみ等を取り除く必要がある。綺麗な空気が必要なのだ。もちろん工場内の空気も綺麗でなくてはならないのだが、環境造りには莫大な資金がかかり悩みの種だ。
スプレーガンは常に手入れを怠らないように注意し、最低でも数丁のガンを用意したほうが良い。又エアーブラシも用意したほうが良い。細かな作業には、小さいこのガンが有効だ。
ほかにもマスキングとか、セル掻きとか色々あるのだけれど.........